CV. MAJU AQUARIUM Anguilla bicolor bicolor 実験水槽
マジュ アクアリウムは小型の熱帯魚からアジアアロワナなどの観賞魚をメインに手掛ける養殖ファームだったのですが、
ナント! インドネシア鰻のビコロールを水槽で飼育していました。
ですが、先ずはアロワナのチェックをしようと紅龍のストック場を物色していると2匹の親魚が水槽の中で泳いでいるのではないですか。
今までストック場では写真下のような幼魚ばかりで親魚を見たことがありません。
この事をジェフリーに聞くと台湾の業者が買ったとの事、繁殖に使うのか?それとも販売用か?
私の住む広島でもアロワナ幼魚の販売数はガタ落ち、今まで要望が無かった大きく育った成魚の引き合いが、ほんの極僅かですが増えています。
強烈なデフレ不況のせいなのか? 良い紅龍の幼魚の見分けが難しい為なのか? どうせ買うなら大きく育ったアロワナの方が結果が出ているので
自分の好みのアロワナを選ぶ事が簡単に出来ますし、大きくするまでには結構な時間と餌代もバカにはなりません。
はたして、台湾の業者が購入した親魚をどう使うのかは分かりませんが、この業界も世界的に不況の影響を受けているようです。
ジェフリーと話をしていると何か日本で売れる物は無いかと聞いてくるのです。
とっさに言ってしまった言葉がTIDAK ADA.(無い)です。
ん〜てな感じのジェフリーがウナギはどうって聞いて来た事から、マジュでビコロールを飼育している事が分かったのです。
先行き不確実な世の中、経済絶好調なインドネシアのマジュアクアリウムも時代とともに変化し続けているようです。
下の写真がanguilla bicolor bicolor試験水槽の飼育風景です。